正統史観年表

戦前の外国の行動は すべて自然な流れとして批判せず、日本国内にのみ すべての原因を求める自虐史観。「日本の対応に間違いがなければ すべて うまくいっていた」という妄想が自虐史観。どんなに誠意ある対応をしても相手が「ならず者国家」なら うまくいかない。完璧じゃなかった自虐エンドレスループ洗脳=東京裁判史観=戦勝国史観=植民地教育=戦う気力を抜く教育=団結させない個人主義の洗脳

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プランテーション

プランテーションとは、大規模工場生産の方式を取り入れて、
熱帯、亜熱帯地域の広大な農地に大量の資本を投入し、
先住民や黒人奴隷などの安価な労働力を使って
単一作物を大量に栽培する大規模農園のことである。

ヨーロッパの白人はアメリカ、アジア(インドやフィリピン)などの
海外に進出した後、地球の隅々まで侵略、略奪をやりまくったわけだが、
これによってヨーロッパに今まで
まったく知らなかった新しい食物がもたらされた。
それはアメリカからはジャガイモ、トウモロコシ、カカオ、
トマト、アジアからは茶、コーヒー、砂糖などである。

これによりヨーロッパ人の食生活は大幅に向上したのだが、
需要が増大し、とりわけアメリカや東南アジアに決定的な影響を与えた。
ブラジルは気候がサトウキビ栽培に適していて、
白人によってアフリカから大量の黒人奴隷が運び込まれ、
プランテーションで働かされた。

砂糖貿易は莫大な利益があり、カリブ海の島々に広がった。
サトウキビは土地を荒らしてしまう。
ハイチ、ドミニカ、キューバとプランテーション方式の
砂糖生産が増える反面、黒人奴隷の酷使はひどくなった。
コーヒー栽培も黒人労働者を苦しめた。
当時最大の生産地はオランダが支配するジャワ島であったが、
オランダ人はそれを南アメリカに持ち込んだ。

19世紀になるとブラジルでコーヒー生産が盛んになった。
アメリカ合衆国の独立と発展によりアメリカ白人が大消費をするようになり、
ブラジルのコーヒー生産は大幅に増大した。
ブラジルでは森林が次々と切り払われて、プランテーションに代えられた。
その労働力のほとんどは黒人奴隷だった。

コーヒーの大農場主(白人)は、
首都のリオデジャネイロの大邸宅で豪華に暮らしていた。
茶、コーヒー、ココア、砂糖などは、供給地の新大陸の生態系を変え、
住民の生産生活を革命的に変えた。
プランテーションによる食物の貿易、奴隷貿易などのヨーロッパ、アフリカ、
新大陸の三角貿易でヨーロッパは巨万の富を得た。
白人の贅沢な豊かさを支えるために、白人は非白人を搾取することになった。

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プランテーション
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奴隷商人
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奴隷貿易
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2010/04/22 01:00|年表リンク用資料
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