正統史観年表

戦前の外国の行動は すべて自然な流れとして批判せず、日本国内にのみ すべての原因を求める自虐史観。「日本の対応に間違いがなければ すべて うまくいっていた」という妄想が自虐史観。どんなに誠意ある対応をしても相手が「ならず者国家」なら うまくいかない。完璧じゃなかった自虐エンドレスループ洗脳=東京裁判史観=戦勝国史観=植民地教育=戦う気力を抜く教育=団結させない個人主義の洗脳

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中国?支那?

中国の「国父」といわれる英雄「孫文」も
日本に入国した時、国籍は「支那」と書いていました。

孫文「支那革命」
孫文「支那革命」

中国人が「中華人民共和国」や「中国」と呼べと言う相手は、
日本以外にあるのでしょうか?

日本以外の国は、「チャイナ」や「シーヌ」や「シーナ」で良くて、
日本だけに「シナ」ではなく「中国」と呼べと言ってるのでは?

中国が日本に「中国と呼べ」と言って来たのは、終戦の翌年1946年でした。
戦後、国民党政府(蒋介石)が占領統治で主権のなかった日本に対して
要求したのです。

日本では敗戦直後の1946年に中華民国からの要望により、
支那を中国と呼ぶように外務省から通達が出され、
公務員が公務を行っている時のみは「支那」を使うことや
公共電波での支那呼称は禁止されています(当時の外務省局長級通達による)。
ただし、上記通達で禁止されているのは
「国名としての『支那』」呼称のみであり、
歴史的・地理的および学術的呼称の場合は必ずしも従う必要はありません。
上記通達でも「東シナ海」「支那事変(日支事変)」などの名はやむを得ない
とされています(現実には支那事変は日中戦争に取って代わられました)。

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文合第357号

昭和21年6月6日

外務次官(官印)

内閣書記官長 殿

支那の呼称を避けることに関する件

本件に関し外務省総務局長から6月6日付で、
都下の主な新聞・雜誌社長に対し念のため写しのように申し送った。

右参考のため御送りする次第であるが、
機会があったら御関係の向へも同様伝えを得たい。

本信送付先 各省次官、内閣書記官長、法制局長官、
統計局長、内閣審議室、各都道府県、終戦連絡地方事務局長

中華民国の国名として「支那」という文字を使うことは、
過去に於いては普通行われて居たのであるが、その後これを改められ、
「中国」などの語が使われているところ、
「支那」という文字は中華民国として極度に嫌うものであり。
現に終戦後、同国代表者が公式非公式にこの字の使用をやめて貰いたいとの
要求があったので、今後は理屈を抜きにして
先方の嫌がる文字を使わぬ様にしたいと考え、念のため貴意を得る次第です。

要するに「支那」の文字を使わなければよいのですから、用辞例としては

中華民国、中国、民国。
中華民国人、中国人、民国人、華人。
日華、米華、中蘇、英華

などのいずれを用いるも差し支えなく、
ただ歴史的地理的又は学術的の敍述などの場合は、必しも右に拠り得ない。
例えば東支那海とか日支事変とかいうことはやむを得ぬと考えます。

ちなみに現在の満州は満州であり満州国でないことも念のため申添えます。

昭和21年6月7日

岡崎 外務省総務局長

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wikisource 「支那の呼稱を避けることに關する件」 http://bit.ly/1SpF3uY
http://ja.wikisource.org/wiki/%E6%94%AF%E9%82%A3%E3%81%AE%E5%91%BC%E7%A8%B1%E3%82%92%E9%81%BF%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E9%97%9C%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BB%B6

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また、「支那」という言葉(表記)は、大昔からありました。

「支那」という表記を発明したのは古代シナ人だったのです。

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"支那"原是"Cina" 的音譯,是古代印度対古代中国的称呼,
最早出現在梵文佛経中。
梵文Cina進入不同的語言中,其読音変化不大,
譯音是"China"、"支那"、"脂那"、"至那"或"震旦"。
1999年5月7日付けの「人民日報、支那源流考」

――――

中国でも仏典や、「宋史」などに支那という語が使われているそうです。
北京かわら版 1999年3月 第90号 雑学
中国を繙く24「支那」は本当に悪くない言葉か
(1)櫻井澄夫(元JCB北京事務所所長)

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日本語:シナ

オランダ語:シーナ

ポルトガル語:シーナ

ルーマニア語:シーナ

フランス語:シーヌ

アラビア語:シーン

ペルシア語:シニスタン

ドイツ語:ヒーナ

モンゴル語:ヒャタドゥ

英語:チャイナ

イタリア語:チーナ

スペイン語:チナ

ギリシャ語:キナ

チェコ語:チーナ

ポーランド語:チーニ

トルコ語:チン

タイ語:チーン

ラオス語:ヂーン

カンボジア語:チャン

マレー語:チャイーナ

ネパール語:チン

サンスクリット語:チーナ、ティン

漢訳仏典:支那、脂那、チナ

韓国・朝鮮語:チュングク

タガログ語:ツィナ

インドネシア語:ツィーナ

ベトナム語:トゥルンコック

ロシア語:キターイ

チベット語:ギャナー

【参考】

まず、「シナ」の語源ですが、
支那史上最初の統一帝国「秦」(チン Ch'in 前221-207)から来ています。
この「チン」(秦)がインド(サンス クリット語)に伝わり、
「チーナ」(Cina)・「ティン」(Thin)となり、更にヨーロッパへ伝わり、
「シーヌ」(Chine 仏語)・「チャイナ」(China 英語)
と変化していった訳です。

そして、戦前の日本で広く使用された「支那」もこれと同様で、
梵語(サンスクリット語)の「チーナ」がインドの仏典と一緒に
支那に逆輸入されたもので支那人自身が「支那」・「脂那」と
表記したのが起源です。

つまり、支那側が侮蔑用語としている「支那」の表記は、
支那自身が編み出したもので、
日本人は中世以来終戦までそれを借用していたに過ぎないのです。

また、日本人が使用していた「支那」が侮蔑用語だというならば、
「シーヌ」も「チャイナ」も侮蔑用語となる訳で
(語源は全て同じなのだから)、
支那が自国の英語表記を
「People's Republic of China」(支那人民共和国)と
すること自体矛盾している訳です。

「中国」の呼称に潜む真の意味について書いてみようと思います。
支那の現国名「中華人民共和国」の「中華」ですが、
この中の「華」とは古代支那の王朝「夏」が起源で、
「中夏」とも書かれました。

そして、「中国」・「中華」の「中」とは、
「世界 の中心」を意味しており、
「中華」とは、「世界の中心である夏(華)」と言った意味なのです。

そして、この「中国」・「中華」とは裏を返せば、
支那周辺の国々は「野蛮で非文化的な未開な地」
と言う意味も込められています。

これが「中華思想」と呼ばれるもので、支那の周辺国は方角によって、
東夷・西戎・南蛮・北狄と呼ばれました。

勿論、私たちが住む日本も例外ではありません。
「邪馬台国」や「女王卑弥呼」で有名な「魏志倭人伝」も、
正式には「魏志東夷伝倭人条」と言います。

つまり元来、日本人が支那の事を「中国」と呼ぶ のは
大義名分からしても不自然な訳で
(あの「広辞苑」にもそう書かれています)、
支那側が自国の呼称としている「中国」(及び「中華」)は、
逆の意味で「支那」以上に侮蔑用語なのです。

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日本では14世紀に既に、中国地方は「中国」と呼ばれていた。

『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋、修正
――――――
18:04 2010/02/23大河島城
足利尊氏と対立した弟・直義の息子・直冬が
1349年に中国探題として在城した。
HP「日本の城」より
――――――
延喜式による「近国」「中国」「遠国」の三区分のうち、
「中国」に属していたのが名の由来。
文献上の早い例は、1349年に足利直冬が備中、備後、安芸、周防、
長門、出雲、伯耆、因幡の8カ国を成敗する「中国探題」としてみえる
(「師守記」「太平記」)
翌1350年に高師泰が足利直冬討伐に
「発向中国(ちゅうごくにはっこうす)」(「祇園執行日記」)、
1354年に将軍義詮が細川頼有に「中国凶徒退治」を命じた
(「永青文庫文書」)。
南北朝時代中頃には中央の支配者層に、
現在の中国地域がほぼ「中国」として認識されていた。
また中央政治権力にとって敵方地、あるいは敵方との拮抗地域であった。
(岸田裕之執筆「中国」の項、『日本史大事典4』平凡社、1993)
――――――
このように、日本では650年以上前から日本の中国地方を
「中国」と呼んでいた。

一方、支那のことに「中国」という差別語が用いられるようになったのは
20世紀になってからだ。

満州王朝の清国から辛亥革命によって独立した漢民族は、
独立した国名を「中華民国」と名付けたのだから、まだ100年も経ってない。

辛亥革命後も、世界は、「支那」、「シナ」、「シーナ」、「チナ」、
「チーナ」、「シーヌ」、「チャイナ」などと呼び続け、
「中華民国」とか「中国」などの差別語で呼ぶ国はなかった。

ところが、大東亜戦争が終わり、戦勝国となった支那は、
敗戦国となった日本に対してのみ「中国」という差別語を強要してきた。

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「支那」は世界の共通語
【私の正名論】評論家・呉智英
2008.5.14,産経新聞

必ずや名を正さんか。孔子の言(げん)だ。
名は言葉。言葉が正しくないと社会も文化も混乱してしまう。
迂遠(うえん)なようでもまず名(ことば)を正す(正名)のが
すべての基本である。

その孔子の故国に批判が噴出している。
農薬まみれの野菜、毒入りギョーザ、少数民族抑圧、過剰な愛国主義…。
批判も当然。私はこれに同調する。しかしまず名を正すべきだと思う。

昨夏、中国食品という会社が倒産した。
健全な経営の食品会社であったが、
農薬汚染食品の輸入会社だと誤解されて製品が売れなくなったのだ。

この会社は広島にある。社名が中国食品で何の不思議もない。
中国放送、中国新聞、中国電力、中国ガス、中国銀行…

これらは全部日本の中国にあって、支那にあるわけではない。
知名度の高いこれら公共企業であれば特に誤解も起きないが、
それ以外の、岡山や広島や山口など中国にある中国何々といった会社や
団体がみんな迷惑している。

中国は「中国」、支那は「支那」とすれば、
こんな混乱は起きるはずはない。中国食品も倒産などせずにすんだのだ。

この混乱の責任はどこにあるのか。

第一に「中国」を日本に対してだけ強要する支那。

第二に、この異常な主張に諾々として従い、
言論機関にこれを強制した昭和二十一年当時の外務省。

第三に、この言論抑圧に屈するのみならず、
これをなにか「民主的な」改革だと
正反対に勘違いしている自称良識人たち。
この三つが連動して混乱をもたらしているのである。

―――

第一の点。
「支那」禁止は理不尽な言いがかりである。
「支那」という言葉は最初の統一王朝の「秦」に由来し、
世界中でその近似音で支那を呼んでいる。

支那人自身が支那を「支那」と呼んだ記録もあり、
清朝の公的文書にも「支那」は出てくる。

しかし、かつての朝貢国である日本には自分たちを
世界の真ん中にある国「中国」と呼ばせたいのである。

第二の点。
「支那」が抹殺されたのは、
戦後の混乱期である昭和二十一年六月の外務省次官・局長通達による。
支那は形式上アメリカを中心とする連合国の一員であり、
日本に対して戦勝国である。

その力関係を背景に「中国」を強要してきた。
外務省は従順にそれを受け入れ、
各言論・報道機関に「支那」を禁止し
「中国」を使うように通達を発した。

その中にこんな文言がある。
「今度は理屈抜きにして先方の嫌がる文字を使はぬ様に」。
占領下では、正当な理屈さえ禁じられていたのである。

第三の点。
明白な言論弾圧を、自称良識人たちは、
侵略戦争への反省や民族差別解消の名目で歓迎した。

二十世紀末まで支那を植民地支配していたイギリスでもポルトガルでも
「チャイナ」「シーナ」と呼んでいることを知らないふりで。

また「中国」が差別的な自国中心主義を意味することも知らないふりで。
そもそも外務省通達の存在を、これは本当に知らないのである。

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coffeeさんのブログより引用
http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/23060967.html
http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/24697364.html
http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/32984527.html

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現在の中国でも「支那(シナ)」の発音は使用されている。
中国の大手ポータルサイト「新浪網 (SINA Corporation) Sina.com」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%B5%AA
http://blog-imgs-42.fc2.com/r/e/d/redfox2667/3451098809_01295efb0c.jpeg
http://blog-imgs-42.fc2.com/r/e/d/redfox2667/sina_logo.jpeg
sn

【東京新聞ニュース 2000年9月22日】  【北京21日清水美和】

【国際】 『シナはべっ称でない』 中国  「最大級ネットが改名拒否」

中国で最大規模のポータルサイト「シナ(sina)・ネット」
を経営する新浪網公司は二十一日、本紙の取材に対し
「シナ(支那)は中国へのべっ称」と一部の学者などから
出ていた改名要求を拒否する方針を表明した。

「シナは英語のチャイナを語源としており、
それ自体に侮辱の意味は込められていない」というのが理由だ。

最近、「中国青年報」など一部新聞が、
中国最大のネットが「シナ」を名乗るのは国辱的だと、
日本から帰国した学者などの意見を紹介する形で批判。

北京大学の劉金才教授は
「日本が中国への侵略を開始するにつれ
中国へのべっ称として使われるようになった。
シナは支那と発音が全く同じであり、もし日本で中国のことを
シナと呼べば中国人とけんかになる」と名称の再考を促した。

これに対し新浪網広報部は「シナは英語のチャイナの過去の発音。
中国の英語名を変える必要がありますか。
シナに侮辱の意味が込められているというなら、
自身の国家を強大にすればいいだけの話。

新浪網は将来、シナを世界のブランドにし、中国人が誇れる呼び名にする」
と批判を一蹴(いっしゅう)。

シナ・ネットにも「欧米人にチャイナと呼ぶのを許しながら
日本人にだけシナと呼ぶのを許さないのは不公平」
など同社を支持する意見が寄せられている。

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しかし日本では、ほぼ「中国」が定着していますので、
「中国」のほうがトラブルが少なくていいとは思いますが、
日本の中国地方のことを考えると、まぎらわしいので困った問題ですね。

大東亜戦争以前の話をする時だけ「支那」でもいいのではないでしょうか。

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満州と支那は別
http://seitousikan.blog130.fc2.com/blog-entry-103.html
「満洲」は民族の名
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満洲
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もう一つのアメリカ合衆国 『満州』
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清(清国、清朝)
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★もっと超簡単に!大東亜戦争にいたる流れの説明
http://seitousikan.blog130.fc2.com/blog-entry-553.html
支那事変(日中戦争)の発端
http://seitousikan.blog130.fc2.com/blog-entry-554.html
盧溝橋事件
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中国の租界
http://seitousikan.blog130.fc2.com/blog-entry-43.html
第二次上海事変
http://seitousikan.blog130.fc2.com/blog-entry-281.html
「支那」呼称について
http://seitousikan.blog130.fc2.com/blog-entry-21.html
『大東亜戦争にいたる大まかな流れ』いろいろな説明の試み
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2010/04/09 07:00|年表リンク用資料
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